こんにちは!らーめんすすり隊おに隊長です!(年間食べ歩き365杯以上、海外34カ国ですすり経験有)
今回はラーメン食べ歩き!豚骨の旨味をしっかり感じるけどサラッと口当たりまろやか!沁みるウマさの【和歌山県のご当地ラーメン】をすすれるお店を紹介します!
紹介するお店:丸高中華そば 本家アロチ丸高
「丸高中華そば 本家アロチ丸高」は和歌山のご当地ラーメンの元祖のお店です!
創業は1940年で、市電の車庫前に屋台「丸高」として営んでおり『車庫前系』と呼ばれています。濃厚な見た目ですがすっきりとした「醤油がベースの豚骨醤油」を提供しています!
お酒の後のしめにもぴったりで、すっきりとしたおいしさで愛されているんだとか。実際におでんでお酒を飲み、しめにラーメンを食べる人もいるそう。
※和歌山ラーメンは『車庫前系』と『井出系』に分けられるが、これは新横浜ラーメン博物館の広報の方が分類をするために名付けたらしく、地元ではそのように呼んでいないらしい。『車庫前系』は上述の元祖の「丸高」のテイスト「醤油がベースの豚骨醤油」を提供するお店。『井出系』は1953年に創業の井出商店が作るテイスト「豚骨がベースの豚骨醤油」を提供するお店。
- 『車庫前系』(醤油がベースの豚骨醤油)は戦後まもない頃に用いられていた豚骨が傷まないように、まず豚骨を鍋一杯の醤油で煮込み、味がしみわたったら豚骨を取り出し、それを炊いてスープを作るという製法から作る。
- 『井出系』(豚骨がベースの豚骨醤油)は豚骨をゼラチン質が溶けるまで炊いてドロドロに乳化したスープに醤油を合わせて調節する製法から作る。中華そばを作る際に豚骨を煮込み過ぎた偶然から生まれたスープなんだとか。
とりあえず細かい定義付などはともかく、美味しいと言われる歴史ある「和歌山ラーメン」をすすろうと和歌山に訪れた際におに隊長も元祖である「丸高中華そば 本家アロチ丸高」突撃しました!
アクセス
阪和線、JR和歌山線など『和歌山駅』から徒歩12分程度。
メニュー
メニューはシンプルに基本は「中華そば」の1種類!「キムチラーメン」と「チャーシューメン」は基本の中華そばにそれぞれをトッピングしたメニューです!
サイドメニューとして「餃子」「おでん」「はや寿司」があります。
※「はや(早)寿司」は和歌山のラーメン屋さんに入ると、必ずと言っていいほど置いてあるようです。紀州には自然発酵させた郷土料理の「なれ寿司」があります。それに対して酢を使用し、早く出来るお寿司(小ぶりで一口サイズの鯖寿司)が「はや(早)寿司」と呼ばれているようです。サイドメニューとして人気があり、ラーメンが到着するまでの間にパクつくんだとか。
そして「ドリンク(お酒)」というメニュー構成です!
おに隊長は連食予定だったので「中華そば」のみを注文。※口頭注文後支払い。
実食すすり:中華そば
思ったよりも濃厚そうですがどこかクラシカルで落ち着く印象もあるビジュアルで登場しました!
トッピングはクラシカルにチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ、花型のなるとです!
歴史の深いありがたい御姿です!
濃厚そうなありがたいスープを一口頂くと
意外とすっきりとした口当たり!!
そしてしっかり感じる豚骨の旨味!!
ビジュアルこそ濃厚そうですが、サラッとまろやかで醤油ベースの沁みるうまさ♪
優しくもしっかりと感じる豚骨の旨味あるスープには甘味もあり!醤油感もちょうどよく後味はすっきり。それぞれの要素のバランスもグッド☆
歴史の深さも感じありがたくしっかりとウマい!
麺は中細のストレート麺で柔らかでスープの旨味を吸い上げ美味!
ツルツルしていおりすすりやすく、スープに良くなじんでいます!
チャーシューはクラシカルなスタイルでクラシカルにうまい!
あっさりめの味付けで豚の旨味と脂の甘みを感じ、スープとの相性はとてもよく美味!
その他のトッピング達もクラシカルな味わいを演出しており全体としてのバランス感が素晴らしいです☆
一杯を通してクラシカルに沁みるうまさだなぁとノスタルジーに浸りながらすすっているとあっという間に完食でした!
まとめ
『車庫前系』の和歌山ラーメンの元祖の一杯は見た目は濃厚そうですが、意外とあっさりまろやか!しっかりと豚骨を感じさせるもスッキリとクラシカルに沁みるうまさの一杯でした!
80年前に編み出された製法で作られる歴史ある一杯にノスタルジーに浸ってすするのもまた乙なものだなぁと思います!
次回はいわゆる『井出系』もすすってみたいと思いました!
おに隊長レポートでした!!
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