富山すすり

【西町大喜@富山県富山市:西町】元祖富山ブラックラーメン!その漆黒スープのしょっぱさにノックアウト寸前!

こんにちは!らーめんすすり隊おに隊長です!(年間食べ歩き400杯以上、海外34カ国ですすり経験有)

今回はラーメン食べ歩き!もはや殺しに来ているしょっぱさに感動すら覚える、心に響く富山ブラックの一杯をすすれるお店を紹介します!

紹介するお店:西町大喜 西町本店

「西町大喜」は「富山ブラックラーメン」の元祖である老舗の名店!

〇「富山ブラックラーメン」の歴史、元祖と本流
 富山名物ともなっているスープの色が真っ黒なラーメン。醤油をベースとした真っ黒なスープでかなりの塩辛さを誇る。ラーメンをおかずにご飯を喰らうことを前提に作られているため強烈な濃い味付けとなっている。故・高橋是康氏が創業した「大喜」が戦後復興期、富山市中心部の労働者のための塩分補給、ご飯と一緒に喰らうことを意識して、醤油を濃くしたスープのラーメンを作ったことがルーツとされている。
 「大喜」には現在「西町大喜」「大喜根塚店」があるが、経営は全く関係のない母体。一般的には「西町大喜」“元祖”とされており「大喜根塚店」“味の本流”を謳っている。この要因は「大喜」の創業者である高橋是康氏が亡くなられ後の流れ。
 「大喜」の当時(2000年頃)の店長が閉店を決意した際に、ある会社が屋号とレシピを買い取り、その歴史を受け継いだのが「西町大喜」。その後多店舗展開がなされている。
 「大喜」創業者の高橋是康氏のもとで直接修行し、正式に暖簾分けされたのが「大喜根塚店」。根塚町にお店を構え現在に至るまで、親子三代味を守り続け50年以上にもなるなどその歴史は長い。

歴史の深い「富山ブラックラーメン」が誕生し数十年、さまざまなスタイルも登場し、その名前は全国区となり、関東でもすすれたりもします。※おに隊長は地元・茨城のラーメンフェスですすったのが初の富山ブラック。

そして北陸へラーメン遠征を行った際に、本場の富山県で“元祖”である「西町大喜(西町本店)」“味の本流”を謳う「大喜根塚店」の両店をすすってきました!

1軒目すすりとして「西町大喜(西町本店)」。こちらの方が塩辛さにエッジの効いた攻めた味わいでした!

2軒目の“味の本流”を謳う「大喜根塚店」の記事はコチラ↓

【大喜根塚店@富山県富山市】富山ブラックラーメン味の本流!黒くない?スープはしょっぱさの中にも出汁感じる味わい!【富山県富山市】でラーメン食べ歩き!「富山ブラックラーメン」の味の本流!「大喜根塚店」の暴力的なしょっぱさの中にしっかり出汁感じる胃袋に響く一杯を紹介します!...

アクセス:富山県富山市(西町)

富山地鉄市内線『西町駅』から徒歩すぐ。
駐車場なし。

メニュー

メニューは「中華そば」のみ!こういった姿勢の老舗ってなんだかいいですよね♪

その他に「ライス」。トッピングとして「生卵」。そして「ドリンク」という構成です!ライスセットの食券もあります。

もちろん注文は「中華そば 並」。おに隊長は白米を食べないすすりスト、ラーメンのみを注文しました!

実食すすり:中華そば 並

本当に見事なまでの真っ黒さのスープにトッピングがもりもりなビジュアルで登場しました!

これが元祖の富山ブラックかと感動を覚えます!

トッピングはクラシカルにチャーシュー、ネギ、メンマ、そして粗挽き胡椒が振りかけられています!

レンゲはそのスープのしょっぱさに使う人がいない?ためありません(笑)。店員さんに言えばもらえる?ようですが郷に従えで使いませんでした!

漆黒に輝くスープを一口頂くと

暴力的、いや殺しに来ているしょっぱさ!!

これはやべー!!

味の感想云々の前にまずこのしょっぱさを伝えたい。過去1のしょっぱさと言っても過言ではない!※後ほどさらにしょっぱさに襲われます。

レンゲがないのも納得。飲むスープに非ず!

兎に角塩分濃度が濃くて醤油がギンギン!でもそのギンギンの醤油感はコクとキレがある!

スープのベースは豚に魚介のようですが縁の下の縁の下!秘伝の醤油タレが圧倒的主役!

これはノックアウトされる人多数ではないでしょうか!!!

麺は加水率のある丸いストレート太麺!

かためのゆで加減で漆黒スープが麺に染み入っていて麺肌が黒くなっているのもまた面白い!

ムッチリと弾力があり食べ応えのある麺で、漆黒の殺しに来ているスープと相性はグッド!しょっぱ祭りの中に小麦の風味を感じさせてくれます!うまい!

チャーシューは乱切りで沢山!メンマもモリモリ!

チャーシューはクラシカルに肉質しっかりでやはりしょっぱいが、スープよりやや薄めで肉の旨味も感じます!

そしてメンマが、、、ゴリゴリにしょっぱい。もはや塩(笑)。こいつはしたたかだ、、、

箸休めどころかそのしょっぱさに悶絶!そしてすすり進めるうちに、このメンマの塩味がスープに溶け出していき、スープもどんどん塩っ辛くなっていくのです!

そして殺しに来ているしょっぱさにまみれていると、厚切りのネギがマザーテレサのような存在に感じます。ありがてえ、ありがてえよ(涙)

そんな慈愛でも足りず、ノックアウトされそうになり、涙目で生卵を追加注文。

生卵を過去にここまでありがたいと感じたことはありません。その時の生卵は救世主メシアのような存在!

生卵にくぐらせすすれば塩加減が丁度よくなり、生卵のコクも追加されうまい!

そんなこんなでその暴力的、殺しに来ているしょっぱさのインパクトに感動を覚えながらもノックアウト寸前でもすすり続け完食です!

まとめ

元祖「富山ブラックラーメン」は想像以上のインパクト!そのもはや殺しに来ていると感じるしょっぱさは多くの人々をノックアウトしてきたはず!しかしその歴史と味わいは本物で心に響く一杯でした!

ご飯を喰らう前提のスタイルなのでやはりご飯と生卵はマスト!

ご飯を頼まずにノックアウト寸前でしたが、その衝撃的な一杯を頂けたことに感動でした!

おに隊長レポートでした!!

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ABOUT ME
おに隊長
ラーメン好きの30歳。週に10杯前後のラーメンをすする。学生の頃からmy寸胴を持っており、大学内で家二郎イベントを何度も開催。二郎・二郎系を特に愛する。会社を辞めずに444日間で世界一周(2019/2/17~2020/5/6:47カ国)を旅した経験もあり、旅中には海外で34カ国・69店舗で100杯近くのラーメンをすすった。ラーメンを愛し、ラーメンに愛された男。現在はラーメンをすすりながら会社員をしています。